おうちで学びたい
◆教室が遠くて毎週通うことができない。
◆家では学習を頑張っているうちの子。サポートしてもらえる仕組みはない?
◆家庭で学習に取り組んだ日も要録上出席扱いになる可能性があるって本当?
そんな生徒さん向けに、この度「おうちスクーリング」という学びのかたちのご提案を始めました。
おうちスクーリングとは?
家庭を拠点とし、学習活動を行う教育方法です。
一般的には、「ホームスクーリング」「ホームエデュケーション」と呼ばれています。
日本ではまだまだ、”勉強は学校で習ってくるもの、教育の中心の場は学校であるべき”という考えが一般的ですが、海外ではhomeschool, home schooling, home educationという言葉自体はそう珍しいものではなく、「自分のペースで学習したい」「学齢にとらわれず、自分の興味関心分野をどんどん追求したい」という子ども達向けの学習スタイルとして、長く取り入れられています。
日本のおうちスクーリングの現在
「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日(文部科学省)をご参照くだい。
令和元年10月25日、文部科学省はこの通知において、文部科学省は不登校児童生徒への支援に対する考えを以下のように記載しています。
”不登校児童生徒への支援は,「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく,児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて,社会的に自立することを目指す必要がある。”
本通知は日本の不登校児童生徒への対応の大転換ともいわれました。
現在では、一定条件のもと児童生徒が自宅でICTや通信教材等を使用して学習に取組んだ日についても、在籍校の校長先生のご判断で要録上出席扱いにすることができるようになるなど、様々な子ども達の学びのスタイルが幅広く評価されるようになりました。
【ご存知でしたか?】
おうちスクーリング出席扱いの要件
(1)保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
(2)ICT等を活用した学習活動とは,ICT(コンピュータやインターネット,遠隔教育システムなど)や郵送,FAXなどを活用して提供される学習活動であること。
(3)訪問等による対面指導が適切に行われることを前提とすること。対面指導は,当該児童生徒に対する学習支援や将来の自立に向けた支援などが定期的かつ継続的に行 われるものであること。
(4)学習活動は,当該児童生徒の学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラム であること。
(5)校長は,当該児童生徒に対する対面指導や学習活動の状況等について,例えば,対面指導に当たっている者から定期的な報告を受けたり,学級担任等の教職員や保護者 などを含めた連絡会を実施したりするなどして,その状況を十分に把握すること。
(6)ICT等を活用した学習活動を出席扱いとするのは,基本的に当該児童生徒が学校 外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けられないような場合に行う学習活動であること。
(7)学習活動の成果を評価に反映する場合には,学校が把握した当該学習の計画や内容 がその学校の教育課程に照らし適切と判断される場合であること。
※文部科学省通知「(別記2) 不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」より抜粋
このように、おうちスクーリングで頑張る子ども達を適切に評価するシステムが、今の日本の教育制度においては認められています。
でも、おうちスクーリングを始めたくても実際には何から始めたらいいかわからない。
使用教材は?
学校の先生への報告って?書式の決まりはある?
そんな疑問をおもちのご家庭に、でぃありす上尾は一緒に寄り添いたい。
おうちフリースクール運営で培ってきたノウハウを生かし、皆さんのおうちスクーリングをサポートします。
「欠席が続いていても、おうちで学習を頑張っているうちの子。何とか評価してもらう方法はないのだろうか?」
そんなお悩みはありませんか?
ぜひでぃありす上尾にご相談ください。
でぃありす上尾の願い
でぃありす上尾では、レトロで小さな教室で、上尾市内外の中学校に在籍する生徒さんたちが一生懸命お勉強に取組んでいます。
ありがたいことに、各校の先生方や保護者様、教育委員会や教育センターの先生方のご協力のもと、充実した支援を行うことができるようになりました。
が、中には「教室が遠くて通えない」等の理由で入会を諦めたご家庭もいらっしゃいました。
人数の関係で入会をお断りせざるを得なかったご家庭もいらっしゃいました。
学ぶ意欲はあるのに、場所や交通手段がないという理由で学業を諦めざるを得なかった子どもたちは、今どうして過ごしているだろうということがずっと気になっていました。
そこで今回、でぃありす上尾として「おうちスクーリングサポート」という支援を考えてみました。
すべての子ども達に、学びの機会を。
これが、でぃありす上尾の願いです。
おうちスクーリングサポート
【対象】
中学1~3年生で、下記の条件をすべて満たすことのできる生徒さん
(1)ご自宅でzoomを使う環境が整っている
(2)zoomの操作が自分でできる
(3)月に一度でぃありす上尾に来室することができる
【学びのスタイル】
◆ご家庭での自学が基本となります。
使用教材や学習方法については、初回カウンセリング時にお聞かせください。
ご希望される生徒さんには使用教材や学習プランのご提案もいたします。
※教科支援は英語・数学のみになります。
◆週2~3回のオンラインカウンセリング
生徒さんとでぃありすの教員で週2~3回、zoom上で30分間のカウンセリングを行います。
ご家庭での学習でわからなかったところのサポートのほか、生活、進路についての状況確認をしたり、困りごとがあれば共有、一緒に方針を考えます。
◆月に1~2回の対面カウンセリング
月に1~2度、生徒さんにはでぃありす上尾に来室してもらい、50分間対面での学習支援とカウンセリングを実施します。
◆学期に1回の保護者様面談
生徒さんのご家庭での様子や学校様との連絡状況の他、学習、生活、進路についてのご意向をお聞かせください。
保護者様と共に生徒さんの歩みを振り返り、その後の支援のプランニングに繋げさせて頂きます。
◆在籍中学校長様へのご連絡
ご希望に応じて、でぃありす上尾での支援状況についての報告書を生徒さんの在籍中学校長様宛に送付いたします。
「要録上出席扱い」の判断材料として、このような報告書を必要とされる中学校長様もいらっしゃいますので、報告書の作成もお気軽にご依頼ください。
【お月謝】
◆20,000円/1か月
Paypalシステムを利用してのご納入となります。
【ご入会までの流れ】
①面談申込のお問い合わせ
まずは、emailにて下記のアドレスにお問合せ下さい。
ご連絡いただく際、
・保護者様のお名前
・保護者様のつながりやすいお電話番号
をご記載下さい。
お仕事などでお忙しい方は、お電話に出られる時間帯も添えて頂けますと幸いです。
✉deares2019@gmail.com
受付後、でぃありす上尾から、保護者様面談のご案内をお送りいたします。
②保護者様面談の実施
まずは保護者様にでぃありす上尾にお越し頂き、面談の機会を頂いております。
③生徒さんとスタッフの顔合わせ
後日、生徒さんにでぃありす上尾にお越し頂き、お顔合わせをさせて頂きます。
④おうちスクーリングコーススタート
生徒さんの意思を確認後、支援がスタートとなります。
まずはお気軽にお問合せください。
✉deares2019@gmail.com